石川裕信・額賀円也 器展 オープニングパーティー

いつもお世話になっている「長野日報」さんの取材

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3・11震災以来 食の事や生き方に真摯に向き合うようになったと静かに強く語るお二人
11:00のオープニングから17:00まで
誰も席を立たずいい時間が流れた一日「ありがとうございました」
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谷川俊太郎の「うつむく青年」の詩を思い出しました・・・

うつむいて
うつむくことで
君は私に問いかける
私が何に命を賭けているかを
よれよれのレインコートと
ポケットからはみ出したカレーパンと
まっすぐな矢のような魂と
それしか持ってない者の烈しさで
それしか持とうとしない者の気軽さで

うつむいて
うつむくことで
君は自分を主張する
君が何に命を賭けているかを
そる必要もないまばらな不精ひげと
子どものように細く汚れた首すじと
鉛よりも重い現在と
そんな形に自分で自分を追いつめて
そんな夢に自分で自分を組織して

うつむけば
うつむくことで
君は私に否という
否という君の言葉は聞こえないが
否という君の存在は私に見える

うつむいて
うつむくことで
君は生へと一歩踏み出す
初夏の陽はけやきの老樹に射していて
初夏の陽は君の頬にも射していて
君はそれに否とはいわない
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by wodsworth | 2013-09-06 21:18 | Comments(2)
Commented by k.katoh at 2013-09-07 07:32 x
昨日はとてもたのしいひと時をありがとうございました。普段、寡黙な私ですが、同郷人の作家さんにお会いして故郷モード全開で喋ってしまいました。テンポのスローな信州人の皆様を驚かせてしまってごめんなさい。石川さんも額賀さんも素敵な好青年でしたね・・・・うつむいてはいなかったけど。ふふ、素敵な詩に感動したのにちょといじりたくなるのもたぶん北海道人気質です。ごめんね。2人ともこのブログ見てくれているでしょうか?私もお二人に中也の詩を応援の意をこめてお送りしますね。

    寒い夜の自画像

  きらびやかでないけれど  
  この一本の手綱をはなさず
  この陰暗の地域を過ぎる!
  その志明らかなれば
  冬の夜を我は嘆かず
  (中略)
  よろめくままに静もりを保ち、
  聊かは儀文めいた心地をもって
  われはわが怠惰をいさめる
  寒月の下を往きながら。

  陽気で、坦々として、しかも己を売らないことをと、
  わが魂の願うことであった!

 石川さん、額賀さん、ご活躍をお祈りしています。

Commented by wodsworth at 2013-09-07 08:36
若い作家さんにいつも
まっすぐな矢のような魂を感じる私です・・・

そんな魂が刺さると・・・思い出します

若さとは
言葉で伝える以上に
その立ち姿で伝えることのできる・・・
短い時代です。
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